DRIVE MY CAR

映画

1.映画『DRIVE MY CAR』

映画『DRIVE MY CAR』と言えば2021年の作品でカンヌ映画祭で脚本賞を受賞するなど国内外の多くの賞を受賞していて見たいなぁ~とずっと思ってましたが昨日やっとNetflixで見ました。

 

2.ストーリー

ざっくりとストーリーを言うと舞台俳優で演出家の主人公・家福悠介(西島秀俊)は脚本家の妻・音(霧島れいか)と暮らしている。

夫婦の間の習慣として、家福は舞台の台詞を覚えるのに愛車「サーブ900ターボ」を運転しながらカセットテープで覚えていく、もう1つの習慣として夫婦のセックスの最中に音が頭に浮かんだ物語を家福に語り、それを家福が書きとめ音の脚本作りに活かすということ。

夫婦には娘を亡くしたという心の傷があるが、それを乗り越え穏やかな生活を送っていた、しかし家福は自分の家で見知らぬ男と音の情事を目撃してしまう。
これまでの夫婦の生活を守るため、家福は音をとがめることをせず、いつも通りの生活を続けていく。
ところがある日、音は急死してしまう。

2年後広島で国際演劇祭で「ワーニャ伯父さん」の舞台演出家として招聘を受ける。
演劇事務所は事故を避けるため宿舎と仕事場の移動には専属ドライバーをつけると申し出て、無口な渡利みさき(三浦透子)がドライバーを務める。

そしてこの舞台配役オーディションに集まった人たちとの関係、また「ワーニャ伯父さん」での主役ワーニャ役の高槻耕史(岡田将生)の関係などが繰り広げられます。

ラストでは家福とみさきはお互いを干渉せず、自分のことはあまり語らなかったのが、みさきの運転する車の中で話し出します。
みさきの子供の頃の生い立ち、母親のことなど…

まあ全てを書いてしまうと、まだ見ていない方にはネタバレになるので、ザックリこんな話です。

(映画「ドライブ・マイ・カー」公式サイト一部引用)


3.見ての感想

上映時間は3時間、正直中盤までは、ストーリーがあんまり動かないし、「つまらん映画じゃなぁ~」と感じてました。
ラスト1時間くらいからストーリーが急に動き出します。
まだ見ていない方、寝ないで最後まで見てください。

原作が村上春樹ですね…この人の本を映画にすると、「ノルウェイの森」の時も感じたけど、若干難しい?わかりずらいところがあるんですよね、まあ自分の理解不足が問題なのかもしれんですけど…(T_T)

あと家福の専属ドライバーを務める渡利みさき役の三浦透子さん、最近はNHKの「鎌倉殿の13人」「カムカム・エブリバディ」なんかでも見かけますね、ちなみに子役で2代目なっちゃんのCMに出てたのをご存知でしょうか?

初代なっちゃんは田中麗奈さんです。

4.おまけ

タイトルが「DRIVE MY CAR」なのでBEATLESの歌が絡んでくるんかなぁ~って思ってましたが全然関係ありませんでした。(笑)

ですがこの映画に出てくるサーブ900ターボは初代モデルで1978年から1993年の間にスウェーデンのサーブ社で作られたもので2.0LのDOHCターボエンジンです。
自分の記憶ではバブル景気時代に人気があってテリー伊藤さんが乗ってたのを雑誌で見たことがあります。
まあ、オシャレな車ですもんね、今でもカッコいいと思います。



タイトルとURLをコピーしました