1.犬山城の沿革
犬山城は織田信長の叔父である織田信康が天文6年(1537)に木下城を移して築城したと伝えられています。
こののち江戸時代初期にかけて城主はめまぐるしく入れ替わりました。
天正12年(1584)に小牧・長久手の戦いの際には、緒戦で羽柴(豊臣)秀吉方の池田恒興の急襲を受け、羽柴軍と織田信雄・徳川家康連合軍が尾張に集結するきっかけとなりました。
秀吉は大軍を率いてこの城に入った後、楽田城に移り、小牧山に陣をしいた徳川家康と対峙しました。
明治維新後に犬山城は廃城となり、天守を除いて櫓や門の大部分は取り壊され公園となっています。
天守は昭和10年(1935)に国宝に指定され、同27年規則改正にともない再指定されています。
天守は天正13年(1585)~同18年頃にかけて、1階から4階までが一連で建設されたとみられ、現存する天守の中では最も古いと言われています。
天守の建つ本丸を含め、城跡は平成30年(2018)2月13日に国の史跡に指定されています。
(国宝 犬山城パンフレット抜粋)
2.犬山城下町
犬山城下町は犬山城から、まっすぐ伸びたメイン通りには、いっぱいオシャレなカフェや雑貨屋さん、食べ歩きが出来るお店などが建ち並び観光客のお客さんは犬山城駐車場へ車を置いてお城と城下町を見て帰る方が多いですが、名鉄犬山駅から犬山城に向けて歩いて向かうのがお勧めです。
特に桜の季節、紅葉の季節には、しだれ桜が綺麗なお寺や、街並みの紅葉などが綺麗です。
ガイドブックには出ていないようなお店も少し外れたとこにもあります。
これから訪れる方はぜひ、車で来られる方にもお勧めです。
3.城下町から犬山城へ
城下町から犬山城へ向かう際、麓にある三光稲荷神社へお参りして向かいましょう。
境内の池にはお金を洗うと何倍にもなって返ってくるという通称「倍返しの銭洗池」があります。
この神社は縁結びの神様みたいでハート形をしたピンクの絵馬や赤い鳥居などがありSNS映えするんでしょうね、若い女性がスマホで写真をいっぱい撮ってました。
4.犬山城
三光稲荷へお参りをして丘を上がっていくと犬山城の発券場があり入場券を購入し、お城へ向かいます。
お城へ入るとさすが国宝のお城、急な梯子が待ってます。
訪れる予定の方は特に女性はスカートじゃなくパンツで来られることをお勧めします。
お城は内部4階、地下2階の作りになっており地下は石垣の中のため、見学できるのは上4階のみです。甲冑の展示品や犬山城の模型など見学できます。
【上段の間】この部屋の北側には城主護衛のために武者が潜んだとされる「武者隠し」がある。
4階まで上がると望楼と言われる廻縁が四方にあり実際に歩いて回れます。外向きに傾斜があり少しスリルがあり木曽川沿いの風景や天気が良ければ岐阜城、小牧山城も見れます。
外に出てもう1度、石垣を見物すると昔の人の建築技術の凄さを実感できます。
犬山城の石垣の高さは約5mで、自然石をほとんど加工しないで積み上げた野面積みという工法で組まれています。
(国宝 犬山城パンフレット抜粋)
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これから気候も良くなり観光にも最適な季節が訪れます。
犬山城へ行かれてみるのはいかがでしょうか・…
5.「犬山城」情報
場所:犬山市犬山北古券65-2
℡:(0568)61-1711(犬山城管理事務所)
その他、アクセス等の詳細は下記「国宝犬山城」ホームページでご確認ください。
国宝犬山城のHPはこちら👆
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